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大学教育について (岩波文庫 白116-10)
大学教育について (岩波文庫 白116-10) の表紙

大学教育について (岩波文庫 白116-10)

入手 2016.02.11読了 2016.02.18★★★★☆

出版社
岩波書店
出版年
2011 年
ページ
160 p

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教養とは雑学(知識の断片)ではなく「知識を体系化する方法論=観察と推論のご作法」。意見の立て方を議論できる相手こそ学友、という定義がずっと残っている。

読んだ経緯

16年の教育課程を終えて就職するという節目に、振り返りも兼ねて「それっぽいタイトル」で手に取った。

得たもの

教養=物知りではない、という線引き。ミルの言う一般教養は各分野の知識そのものではなく、それらを結びつけて全体像をつくる方法論、つまり観察(帰納)と推論(演繹)のご作法のこと。大卒者に考える力がないのは詰め込み教育のせいというより、知識の獲得から結合へ発想を切り替えられていない大学教育の側の責任、という見方を持ち帰った。

自分の論を立て、それを批判し合える相手こそ学友だ、という感覚もこの本で言語化された。方法論さえ身につければ卒業後も自分で何でも学べる、という一点は今も指針になっている。

どんな人に

教育課程の途中や終わりで、大学で何をやるべきだった/やるべきかを捉え直したい人。講演録なので短い。


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ISBN 9784003910115