社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会> (筑摩選書)

社会学は計量的でなく読めたものではない、と敬遠していたのが完全に払拭された一冊。社会や環境が人間の判断に影響する前提で議論が進む。経済学徒は一度読んでほしい。
読んだ経緯
大学院入試の研究テーマを探していた頃に。社会学は基本的に計量的でなく誤謬ばかりで読めたものではない、と敬遠していた。
得たもの
その敬遠が完全に払拭された。経済学は個人を自律した合理的経済人と想定するので、社会から個人への影響という発想をあまりしない。社会心理学は逆に、社会や環境が人間の判断に大きな影響を与えるという前提で議論する。その方向性に納得させられると同時に、経済学がとても偏った色眼鏡の一つでしかない、と実感された。
どんな人に
経済学を学んだ人。〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉という副題に反応する人。
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ISBN 9784480015761
