地頭力の正体

静的知識と動的知識などの概念で、地頭の話を分かりやすく説明している。大人の思考の振り返りにも、中高生にも向くと思った。
得たもの
地頭の話自体はありふれているが、ChatGPTのような今のAIが出てきた文脈を踏まえて、静的知識と動的知識といった概念を入れながら分かりやすく書かれていた。知識と思考の話も、AIは速いが人間は深いという話も、平易なまま本質はぶれていないと思った。
静的知識と動的知識という区別で整理されていて、自分が昔からやってきた覚え方(キーワードやエピソード記憶に引っかけて思い出す、いろいろなものを紐づける)を、振り返って言語化できた。
どんな人に
大人にとっては、自分の思考方法の振り返りや、答え合わせとして読める。過去に試験を頑張った経験がある人には、「わかる、わかる」となるところがあるんじゃないかな、と思った。
中学生や高校生にも、自分の勉強の仕方を振り返る本としていいと思う。著者のバックグラウンドを考えると、学生が読んでいいことがあるんじゃないかな、と思った。
学生や子どもに接するときにこういう話をするなら、意識したい、言語化されたテキストだと感じた。
ISBN 9784492048399