しっかり学ぶ初級古典ギリシャ語

2021年刊の新しい入門書。読みをカタカナで併記、表も整理されていて、独学の最初の一冊としては一番とっつきやすい。授業指定のテキストより分かりやすかった。
読んだ経緯
大学院の修士課程で古典ギリシア語を学習することになり、ゆくゆくはプラトンやアリストテレスを原文で少し読めたら、と。授業指定のテキスト(岩波『古典ギリシア語初歩』)の説明が体系化されておらず、意図を汲む作業が余計にかかったので、補助として。
得たもの
2021年刊とかなり新しく、そのぶん丁寧で見やすい。読み方がカタカナで併記されていて、最初に詰まるところを確認しながら進められる。活用表も整理されていて、体系的に記述されている印象。
著者本人から、「とにかく最初の一冊として有用であること」を追求した、他の教科書で苦戦している人が本書を経て再挑戦すると取り組んでいる本が輝きを放つ、というコメントをもらった。まさにその用途だった。授業指定がないなら、いまはこれをベースに学ぶのが無難だと思う。
どんな人に
古典ギリシア語を独学で始める人の一冊目。『古典ギリシア語のしくみ』を先に読んでおくと入りがさらに楽になる。
同じタグの本
ISBN 9784860646431