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モモ (岩波少年文庫 127)
モモ (岩波少年文庫 127) の表紙

モモ (岩波少年文庫 127)

入手 2016.11.14読了 2016.11.21★★★★☆

出版社
岩波書店
出版年
2005 年
ページ
432 p

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児童小説の顔をして、効率化の先に何があるのか、忙しいのは誰のせいか、と容赦なく聞いてくる。仕事一色の生活に違和感があるときに立ち止まるための本。

読んだ経緯

平日働き詰めで休日に休息、の繰り返しにモヤモヤしていた頃に。

得たもの

「灰色の男たち」に時間を盗まれ、雑談やゆとりを失っていく町の人々が、そのまま現代の自分たちに見える。経済成長真っ只中の1970年代にこれが児童文学として書かれていたことに驚く。

仕事へのモチベーションが湧く本ではない。効率化の先に何があるのか、忙しさは本当に他人のせいか自分の選択なのか、モノの豊かさは本当に必要か。そういう問いが気になっているなら、一度読んで立ち止まる価値がある。何か新しい選択のきっかけにはなるかもしれない。

どんな人に

仕事一色の生活にうっすら違和感がある人。対象年齢は小学校高学年だが、大人が読むほうが刺さる。


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ISBN 9784001141276