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学びとは何か 〈探究人〉になるために (岩波新書 新赤版1596)
学びとは何か 〈探究人〉になるために (岩波新書 新赤版1596) の表紙

学びとは何か 〈探究人〉になるために (岩波新書 新赤版1596)

入手 2025.07.28読了 2025.08.04★★★★☆

出版社
岩波書店
出版年
2016 年
ページ
256 p

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学び=スキーマ(認識のフレーム)の更新。一問一答で知識を積んでも、それだけでは学びにならない、という補助線がずっと残っている。

読んだ経緯

会社で「学びとは何か」を根っこから捉え直したくて、その足場を一つ拾うために。今井むつみの本を何冊か見て、テーマが一番近いこれにした。

得たもの

スキーマ=人の認識のフレーム(色眼鏡)。学びとは、そのスキーマが置き換わること。断片的な知識をいくら入れても、それらが互いに矛盾していることにすら気づかず「Aと言われたらB」と返しているうちは、スキーマは更新されない。「身体的な性と社会的な性は別だ」と気づいた瞬間に性別の見え方が一次元から二次元になる。ああいう組み替えが起きて初めて学び、という整理。

一問一答をどれだけ速くこなしても(クイズ番組のように)、薄い肉を重ねているだけで体系にはならない。

いつ読むか

「学ばせたい/学びたい」と言いたくなったとき。情報を渡すだけでなく、受け手が自分の中で咀嚼して認識を組み替えられる文脈まで設計しないと意味がない、と気づける。単発の動画を見せるより、矛盾や対比に気づける並べ方をしたほうがいい、というような。


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ISBN 9784004315964