← 本棚
安藤忠雄 都市と自然
安藤忠雄 都市と自然 の表紙

安藤忠雄 都市と自然

入手 2019.03.25読了 2019.04.01★★★★☆

出版年
2011 年
ページ
240 p

アフィリエイトリンクです

建築は単体では存在せず、周囲の環境への作用として語られるべき、という安藤の考えの具体例集。建築家は技術者であると同時に思想家でもある、という気づき。

読んだ経緯

読書メモを兼ねて、建築や都市への解像度を上げたくて。

得たもの

「建築とは、常に周囲の環境を含めて、その存在が場所にどのような作用をもたらすか、という視点で語られるべき」という一文が軸。建築家は具体と抽象の狭間を取り持ち、単体の建物だけでなく周辺の景観や地域の未来まで構想し、そのうえで関係者に納得してもらう必要がある。技術者でありながら思想家でもある仕事だ、という気づきがあった。

一方で、建築の社会への接続が文化や経済にとどまっているのが物足りなくも感じた。社会のあり方に建築を適合させるのではなく、都市の側から社会のあり方を定義していく、という方向があってもいい。『S,M,L,XL+』と併せて読むと、都市に着目する建築家の系譜が見えてくる。

どんな人に

建築に関心がなかったけれど、都市を思想の産物として見てみたい人。薄い。


同じタグの本

ISBN 9784871406758