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地球全体を幸福にする経済学 過密化する世界とグローバル・ゴール
地球全体を幸福にする経済学 過密化する世界とグローバル・ゴール の表紙

地球全体を幸福にする経済学 過密化する世界とグローバル・ゴール

入手 2013.06.04読了 2013.08.05★★★★☆

出版社
早川書房
出版年
2009 年
ページ
480 p

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人類が直面する4つの危機(気候・人口・貧困・制度)と、市場でなく公共政策で解けるというサックスの主張。ただ「収束」の前提は楽観的すぎると感じた。

読んだ経緯

「経済成長は持続可能だ」という暗黙の前提を疑いたくて、大学の頃に。

得たもの

サックスが挙げる4つの危機(気候・生態系への圧力、危険なペースの人口増加(支えきれない地域ほど速い)、世界人口の6分の1の極度の貧困、シニシズムと時代遅れの制度)と、それらは自由放任では解けないが積極的な公共政策で解ける、という主張。予算の概算まで出す。

ただ、サックスは各国が最終的に同水準へ「収束(コンバージェンス)」する前提に立っていて、そこは楽観的すぎると感じた。技術発展を過信していないか。むしろ「成長・発展」自体が今日のエピステーメーで、市場主義経済も含めて根本から別の世界のあり方を構想しないといけないのでは、というのが読後に残った考えだった。

どんな人に

成長志向を一度相対化してみたい人。SDGsの背景にある議論として。


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ISBN 9784152090577