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会社は頭から腐る
会社は頭から腐る の表紙

会社は頭から腐る

入手 2024.03.31読了 2024.05.17★★★★☆

出版年
2007 年
ページ
230 p

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「性弱説」は、人は善でも悪でもなく、インセンティブと性格に正直にしか動けない、というもの。ここから組織を見ると、だいぶ景色が変わる。

得たもの

一番残ったのは「性弱説」という補助線。人を性善でも性悪でもなく、「インセンティブと性格の奴隷」という弱さで見る。そう置くと、不合理に見える行動も、その人の価値序列や置かれている状況から見れば筋が通っている、と読めるようになる。

もう一つは、うまくいかない組織の問題を個人の資質ではなく「仕組み」の側に戻す視点。個々の社員が腐っているのではなく、自己益と組織益がシンクロしない構造になっているだけ、という見方。

どんな人に

マネジメントに関わり始めて「なんであの人はこう動くんだ」で消耗している人。逆に、きれいに整理されたフレームワークが欲しい人には向かない。全体に泥臭くて、結論は「手間を惜しまずやり続けろ」に近い。

いつ読むか

チームがぎくしゃくしていると感じたとき。冨山さんの他の本より先でいい。本人が「20〜30代にとことん苦労させろ、優秀な人ほど勝ち戦に行くな」と書いているとおり、若いうちに読むほど刺さる。


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ISBN 9784478000700